ギターを弾いている方やベース、ウクレレを弾いている方の素朴な疑問としてよく聞かれるのが、
「ギターをウクレレ、ベースって似てますけど何が違うんですか?」
という質問。
もちろん大きさや使用用途、音色も違いますが、なる原理は一緒、弦を弾いて音を出す。
バイオリンなども似てますがバイオリンは弓で弾きますし弾く姿勢もかわるので同じに扱うことは出来ません。
でもギターとウクレレ、ベースは比較的同じ感覚で弾けるので今日はそれを説明したいと思います。
ギターには弦が6本あります(ギターを知っている方は当然ご存知だと思いますが・・・)
実はこのうち4本はベースと同じ音の配列なのです。
ギターが細い弦から1弦、2弦、3弦・・・・と数えていきますが、この3弦~6弦がベースの1弦~4弦と同じ音なのです。
(※基本的なベースは4本弦があります。5弦のものもありますが音がさらに低くなるので追加された1本はギターにはない低音部を担う弦となっています。)
なのでギターの3弦~6弦で練習すればベースも多少弾けます。
もちろん弦の太さも違いますので実際にはそんな簡単ではないですが、少なくともベース初心者の人が1からベースを習うのと比べれば圧倒的に有利です。指引きが得意な上級者ギタリストがいたらバンドで何となく弾くくらいであれば比較的速く出来ると思います。
ウクレレには弦が4本ありますが、弦の配列はギターの5フレット上の1弦~4弦の音の配列と同じです。
実際には4弦がウクレレは1オクターブ高いのですがコードなどを弾く分にはそれほど支障はありません。
そのためウクレレ弾きにはギタリストの割合も結構高いです。全国の音楽教室のウクレレ講師の7割以上はギター講師が兼任しているといっても過言ではありません。
ギター経験者でウクレレに興味がある方、一度ウクレレにも挑戦してみて下さい。
結構ハマると思いますよ。
でも気をつけて頂きたいのは「怪我!」
実はギタリストがウクレレを持つと余計に力が入るらしく手を痛めやすいんです。
軽くもって軽く押さえるよ心がけましょう!!
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